みんなの金融リテラシー

金融リテラシー入門:テーマ「住宅購入」ダイジェスト版

全15章からなる「金融リテラシー入門」の講座のうち、「住宅購入」の授業をダイジェスト版でお届けします。

婚活から婚約までいくらかかる? お得な結婚マネー術

婚約指輪の平均は、給料3カ月分ではありません

こんにちは。ファイナンシャルプランナーの前野彩です。

さて、平成6年は26.2歳。平成26年は29.4歳。この数字は何でしょう?

これは、女性の平均初婚年齢です。この20年で女性の結婚が少しずつ遅くなり、女性は約30歳、男性は約31歳が平均結婚年齢になります。

一時期、女性の結婚をネタに「勝ち組・負け組」という言葉もありましたが、結婚は花嫁レースではありませから、勝ち負けもありません。ただし、いざ結婚! となったときに、理想の結婚式や生活を送るための準備ができていなければ、ちょっと心残りができるかもしれません。結婚願望があるのなら、「もしも数年後に結婚するとしたら」という気持ちで、マネープランを立ててみてはいかがでしょう。婚活から新生活までいくらのお金がかかるのか、そして、オトクに使える商品や制度についてご紹介いたします。

婚活っていくらかかるの?

友達から恋に発展! ということなら、出逢いにお金はかかりませんが、積極的に出逢いを探すとなると、少なからずのお金がかかります。

合コンでは男女割り勘、または、女性が少なめのお支払いとはいうものの、1回あたり3000円〜5000円ほどの出費はかかりそうです。

合コンが好きじゃない、あるいは、その機会を作るのが難しいという人は、趣味サークルや習い事、資格スクールなどで共通の話題を持つ人との出会いを作る方法もありますが、やはり数千円〜1万円ほどはかかるでしょう。

結婚相談所を利用する場合は、相談所によって費用やルールが異なります。入会前には必ず「婚活を休みたくなった場合はどうなるのか」の確認をしておきましょう。最初はやる気に燃えていても、途中で出会い疲れしてしまう人も少なくないのです。

また、最近は自治体がサポートする婚活も増えています。お住まいの自治体のホームページなどを確認していただくのが一番正確な情報ですが、こちらのサイトに地域別のサポートがアップされていましたので、ご参考ください。

テキストリンク

「自治体の婚活・結婚支援サービス47都道府県まとめ」

<オトクに婚活するためのマネー情報>

  • 財形貯蓄・定期積立を活用して、計画的に結婚資金を貯め始める
  • 合コンや懇親会では、食べログやぐるナビなどのサイトを活用して割引を利用する
  • フリーペーパーに掲載している体験レッスンなどに参加する
  • スキルアップを兼ねて、雇用保険の教育訓練給付金制度を使って勉強仲間をつくる
  • 会社の福利厚生で、結婚相談所の提携割引を利用する
  • クレジットカードや百貨店友の会の提携施設の割引を利用する

婚約指輪の平均は給料3カ月分ではありません

「婚約指輪は給料の3カ月分」って聞いたことありますか? 実はこれ、とある宝石店が作ったキャッチコピー。実際の婚約指輪の平均額は約33万円ですから、3カ月分にこだわらず、くれることに感謝してくださいね(笑)。

プロポーズを受けたら、次は婚約・結納ですね。結納は、一般的には男性が女性に贈り、結納返しは、男性から受け取った額の1割から半分程度を女性が男性に贈るというもの。男性からは100万円前後(婚約指輪がある場合は含みます)、女性からは品物の場合は約19万円、現金の場合は35万円が平均のようです。(出典:いずれも金額はゼクシィより)

ただし、最近は結納を取り交わさない人が増えていますし、結納や結納返しの文化は、地域によっても大きく異なります。出身地が異なるときは、あらかじめ両家で話をしながら進めるほうが失礼がなさそうです。

<オトクに婚約するためのマネー情報>

  • 婚約指輪や結納品などは、会社の福利厚生の割引や百貨店友の会、クレジットカードの提携割引を利用して購入する
  • 両家の食事会は、食べログやぐるナビなどのサイト、または、クレジットカードや百貨店友の会の提携施設の割引を利用する
  • 株主優待を利用する

【この表は株主優待の種類を紹介するためのものです。特定の銘柄を推奨するものではありません】

クレジット

文/前野彩

プロフィール

前野彩(まえの・あや)

Cras代表取締役。FPオフィス will代表。大阪在住のファイナンシャル・プランナー。中学校・高校の保健室の先生を経て、結婚、退職、住宅購入、加入保険会社の破たんを経てFPに転身。自らの住宅ローンで800万円、生命保険で1000万円の見直しを行った実績を持つ。「お金の安心と可能性をかたちにし、心の自立と輝く明日をつくる」ことを理念に「知れば得トク、知らなきゃソンするお金の知恵」を働く女性や子育て世帯に伝えている。講演やテレビでも活躍中。著書多数。新著に『本気で家計を変えたいあなたへ —書き込む“お金のワークブック”』(日本経済新聞出版社)、『家計のプロ直伝!ふるさと納税新活用術』(マキノ出版)、『危うくムダなお金を払うところでした』(産経新聞出版)。