みんなの金融リテラシー

金融リテラシー入門:テーマ「住宅購入」ダイジェスト版

全15章からなる「金融リテラシー入門」の講座のうち、「住宅購入」の授業をダイジェスト版でお届けします。

もしも、あなたのクレジットカードが不正使用されたら?

花輪さんもヒヤリ!? 個人情報漏えい被害にあったときの対処法

2015年8月18日

こんにちは。「お金に困らないで生きるには」のファイナンシャル・プランナー花輪陽子です。

ファイナンシャル・プランナーの花輪陽子です。職業柄お恥ずかしいのですが、実は最近、クレジットカードが不正使用されていたことが発覚しました。私は6月から生活の拠点をシンガポールに移しているのですが、その前後バタバタしていてクレジットカードの明細書をよく確認できていませんでした。

海外での生活も落ち着いてきて日本の口座を確認してみようと、ネットの家計管理サービスにログインしたところ身に覚えのない請求が上がっていたのです。詳細を調べるためにクレジットカード会社のウェブ明細で確認したところ、3回に渡って少しずつ利用されていることに気がつきました。引越しの前後でかさんでいた出費に隠れて気づけませんでした。

少し前に知人がネットスーパーに登録していたクレジットカードが不正使用されていた話を聞いてはいたのですが、まさか自分の身に降りかかるとは思いもしませんでした。

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不正使用に気づいたら、すぐに行動&正しい手続きを

クレジットカードが不正使用された場合、まずはクレジットカード会社に連絡をします。調査をしてもらって不正使用だと分かった場合は、一般にクレジットカード会社が損害を補償してくれます。ただし、クレジットカード会社によっては連絡をした日から60日前までの取引を補償など期日が決められている場合があります。また、あまりにも古い取引の場合は調査がむずかしい場合もあるそうです。調査には一般に2ヵ月程度かかるようです。

クレジットカードの場合、請求額が確定してウェブ明細が出るまでに時間がかかる場合があります。そのため補償期間が短い場合はすぐに対応しないと間に合いません。月に一度はウェブ明細を確認し、身に覚えのない取引があった場合はすぐにクレジットカード会社に連絡をするとよいでしょう。

今回の私のケースの場合は、海外の決済代行サービス会社から身に覚えのない請求がきていました。直接その会社に連絡をしたところ、住所などの情報が違っており不正使用だと判明しました。その企業の名称と不正使用というキーワードでネット検索をしたところ被害に遭われた方のブログがたくさん出てきました。決済代行サービス会社が調査をしてくれていますが、おそらく被害額を補償してくれるのではないかと思われます。

クレジットカード番号の情報が漏れてしまった要因は、ネット通販かなと思っています。極力サイト上にクレジットカード番号を置かないように心がけてはいたのですが、セキュリティが弱そうな通販サイトで買い物をしたこともあったので反省をしました。

ちなみに、シンガポールでは配送サービスがあまり充実していなくてほとんどネット通販をしていません。唯一、ネットスーパーを一つ利用しているのですが、日本のネット通販サイトと比べるとセキュリティがしっかりしています。買い物の際にデビットカードの情報を入れたところ、SMS(ショートメッセージサービス)メールが来て3分以内に番号を入力しないといけないといった具合でした。

インターネットバンキングも自分で決めたパスワードに加えて、パスワードが毎回変わる端末でもパスワードを出してダブル入力をします。実店舗での買い物も、サインではなく6桁の暗証番号を入力する場合がほとんどです。こちらではほとんどの買い物をデビット決済にしており、週に一度はオンラインバンキングで履歴を確認するようにしています。後払いのクレジットと比べるとデビットのほうが履歴の確認が楽です。

今回は私の身に起こったクレジットカードにまつわる恐ろしいお話をしてしまいました。ですが、必要以上に恐れることは禁物です。明細書をしっかり確認をして、万一の際は正しい手続きさえ踏めば被害は補償されるケースが多いからです。

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