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海外でのお買い物は、カード決済がおトク?

円安が進行中。現地で買い物をするときのおトクな支払い方法とは

2015年4月21日

海外旅行当日に慌てて空港で現金両替をすると思いの外に手数料が高くなることも。円安が進んでいるなか、1円でも有利なレートで両替をしたいものです。今回は現地でのお買い物の際におトクな支払い方法についてお伝えさせていただきます。

海外での支払い手段を一挙比較!

海外でのお金の支払い手段として、現金、トラベラーズチェック、クレジットカード、Visaデビットカード、プリペイドカードなど様々な手段がありますが、多くの人が海外旅行の際に多額の現金を持って行っているようです。

Visaの調査によると、海外ファミリー旅行に持っていく現金(日本円と現地通貨の合計)の平均はなんと17万円。単身での旅行の場合も10万円程度持って行く人も多いのではないでしょうか。

タクシー代やチップの支払いから買い物やディナーまで便利に使える現金ですが、紛失や盗難のリスクも高い上に両替コストも高いのです。両替をし過ぎてしまい現地通貨から日本円に戻す場合はまた両替コストもかかります。現金で持って行くお金は現地で使い切る最低限の金額に留めるほうがコスト安になります。

  • 現金両替

    銀行が1日1回決める相場の参考値(仲値・TTM)に一定の両替手数料が上乗せされる。両替手数料は両替を行う銀行によって異なるが、1米ドル当たり3円程度上乗せという場合もありコストは高い。

米国などトラベラーズチェック(T/C)の利便性が高い国では現金よりも安全性が高くコスト安なT/Cを利用するのもよいでしょう。ただし、国によっては利便性が低い場合や現地銀行で換金をする時に手数料がかかる場合もあるので、事前にガイドブックなどで確認をしておきましょう。

  • トラベラーズチェック

    海外旅行者向けの小切手。所定の手続きを踏んでおけば紛失や盗難の場合も払い戻しや再発行が受けられる。現金と同じく両替手数料が上乗せされる上に、購入額の2%程度の発行手数料が必要。

多くの国で安全に便利に利用でき、コスト安なのがクレジットカードです。海外で多額の現金を持ち歩くのはリスクが高いために大きな買い物はクレジットカードで支払うと便利です。

また、あまり知られていませんがクレジットカードで海外ATMからキャッシングをすると現地通貨で引き出しができます。利息も借りた日数で日割り計算なので短期で返済する場合はそれほど高くならないことが一般的です。帰国後、短期間で返済する場合のみの利用に留めましょう。

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  • クレジットカード

    ショッピングの場合、仲値に近いレート+海外事務手数料1.6%程度(国際ブランドにより異なる)でポイントもたまる。クレジットカード会社が決めた締め日で為替レートが決まる。
     キャッシングの場合、仲値に近いレート+借りた日数分の利息+海外のATM手数料がかかる。

クレジットカードを使い過ぎるのが心配という人は海外で利用できるデビットカードが便利です。デビットカードは利用の度に銀行口座からお金が引き落とされる仕組みです。銀行口座の残高までしか利用できないので貯金額を超えた使い過ぎを防ぐことができます。海外で利用できるVisaデビットカードの場合、事前申込みが必要です。

Visaデビットカードを利用すれば、海外のATMから現地通貨を引き出すことができます。クレジットカードのキャッシングに抵抗がある人は日本の銀行からの引き出しができるVisaデビットカードのほうがよいでしょう。

  • Visaデビットカード

    Visa の指定するレート(仲値に近いレート)に海外取引に関わる手数料として3%程度を加えたレート(各社によって異なる)で円価に計算される。金融機関によってはポイントも貯まる。

その他の手段として、Visaトラベルプリペイドなどがあります。プリペイドカードは日本でチャージした分だけ現地で使えるという仕組みで、事前申込みが必要です。こちらもデビットカードと同じように使い過ぎを防止する効果がありそうです。

最後に、旅行の際には携帯電話などの電卓を有効活用させるのも手。買い物の都度に日本円でいくらになるのか計算をするとムダ使いを抑制させる効果がありますよ。

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