みんなの金融リテラシー

金融リテラシー教育フォーラム2017 in札幌

札幌学院大学で行われた金融リテラシー教育フォーラムの様子を紹介します。

債務負担

あなたは債務適正範囲を超えていないだろうか?取立業者に支払い過ぎていて、貯蓄や人生の楽しみに十分に回せていない、と感じていないだろうか?もしそうなら、どれだけの債務があり、これに対する収入がどれだけあるかを考えてみよう。これにより、財務の健全性を明確に理解することができる。

債務負担
最初の段階として、あなたの債務負担、抱えている債務の合計の算出をしてみよう。

  • 住宅ローン
  • 奨学金
  • クレジットカード
  • 友人や家族からの借金

債務/収入の比率
債務負担を算出したら、負担がどの程度大きいものか把握しよう。銀行や債権者がするように、債務/収入の比率(支払うべき金額に対する収入の比率)を計算することで、簡単に負担の程度が分かる。

毎月の債務支払のすべて(住宅ローン、養育費を含む)を計算しよう。(毎月の支払いが固定でない場合、債務総額の4%を見積もりとすることができる。)

1.年間の給与総額を12で割る。これが月次収入。
2.毎月の支払総額を月次収入で割る。
3.小数点を右に2桁移動し、この数字をパーセントに変換。これが債務/収入比率となる。
4.たとえば、仮に、月次収入が20万円とし、債務負担による月々の支払が総額5万円とする。5万を20万で割ると0.25となり、小数点を右に2桁移動した25%が、あなたの債務/収入比率となる。

どの程度が過剰なのか?
どの程度が過剰債務となるのかを確実に知り得るのは、あなただけ。毎月、クレジットカードの請求書のせいで財政難を感じているなら、誰かに言われるまでもなく、あなたは債務の適正範囲を超えていることになる。

ただ、一般的な目安として、債務/収入比率が10%以下であれば非常に優秀。10~20%の範囲内であれば、クレジットは良好で、さらに借り入れることも可能だろう。

しかし、20%以上に到達してしまうと、債務負担についてまじめに考える必要があると言える。債権者はこのように高い債務/収入比率の人にはローンを提供しない可能性が高く、たとえローンを組めたとしても高目の金利が設定されることになる。

さらに悪い点として、20%を超えるような債務/収入比率であれば、予算について精神的な負担を感じる可能性が高い。