みんなの金融リテラシー

金融リテラシー入門:テーマ「住宅購入」ダイジェスト版

全15章からなる「金融リテラシー入門」の講座のうち、「住宅購入」の授業をダイジェスト版でお届けします。

住宅ローン

長期の住宅ローンを契約する場合、住宅ローン契約に関するしくみを理解しておくことが重要である。また、家計を分析した上で、自己資金比率や住宅ローンで借り入れる額を検討しよう。住宅ローン減税制度が適用できる場合もあり、住宅の購入やローン返済に関して利用可能な税制特例について、国土交通省や国税庁のホームページなどで確認することができる。

変動金利と固定金利
住宅ローンの金利には、大別して変動金利と固定金利の2種類がある。固定期間が3年、5年、10年等と選択でき、以後は変動金利という固定金利選択型という二つの金利タイプを組み合わせたものもある。どの選択が良いかはその時々の経済情勢やライフスタイルによって異なる。参考までに、2015年9月現在では変動、固定金利選択型、固定金利の順に金利が高くなっているが、これは今後の経済情勢により変動する可能性がある。

元利金等返済と元金均等返済
元利均等返済とは、毎回の元金と利息を合計した返済額が常に一定の金額となる返済方法。元金均等返済とは、毎回の元金返済額が一定である返済方法。

元利金等返済と元金均等返済

住宅ローンの自己資金率
住宅購入にかかる費用のうち事前に準備した自己資金の割合。例えば3000万円の住宅で自己資金が600万円(住宅ローンは2400万円)の場合、自己資金率は20%。住宅ローンを組む場合、自己資金がなくても借入れできるケースが増えているが、事前にできるだけ多く準備することが望ましい。

個人バランスシート
企業の貸借対照表と同様に、1時点の家計の資産、負債、純資産のバランスを示したもの。時価で評価する。負債より資産が多い場合、純資産=資産―負債で示される。負債が資産より多い場合は、債務超過となる。家計簿、キャッシュフロー表と並んで、重要な家計分析ツールの一つである。