みんなの金融リテラシー

金融リテラシー入門:テーマ「住宅購入」ダイジェスト版

全15章からなる「金融リテラシー入門」の講座のうち、「住宅購入」の授業をダイジェスト版でお届けします。

予算管理

budgeting

予算とは、支出や貯蓄の指針として使用する、将来の収入および費用の計画である。多くの日本人は既に予算を使用して支出計画を立てているにもかかわらず、日常的に許容範囲を超えた金額を支出していることも多い。収入の範囲内で支出するための重要なポイントは、支出内容を把握し、支出を収入以下に抑えること。月々の予算を良好に保つことは、請求を滞納せず、予期しない緊急事態にも対応できる資金を持ち、財務目標を達成する上で有効となる。

必要な情報のほとんどは、簡単に入手することができる。予算を作成または修正するために、下記に示す簡単な手順に従って、月間財務状況を明確に把握してみよう。

1.収入を合算する
月間予算を組むためには、まず収入を決定する必要がある。本ページの下部にあるワークシートを使用し、関連する収入源の横に円の額を記入していってみよう。給与、利子、年金、さらに、結婚している場合は配偶者の収入といった、その他の収入などすべての収入源をすべて含めているか確認しよう。

給与収入がある場合は、総額ではなく手取り額を使用するようにしよう。税金は通常、自動的に差し引かれるが、そうではない場合、追加費用として含めることを忘れないこと。一覧に記載されていないところからお金を受領した場合、「その他の収入」欄にその収入源と金額を入力する。

2.費用を見積もる
費用を見積もる最善の方法は、1カ月間の支出額の記録を付けること。下記のワークシートでは、支出を固定費と変動費に分類している。固定費は、家賃や保険料など、原則として月ごとに金額が変わらないものを指す。変動費は、食費や遊興費など、月ごとに金額が変わるものを指す。ひとつまたは複数のカテゴリー内にある支出の中に、月ごとの金額が大幅に変化するものがある場合3カ月平均を使用して総額を出す。

3.差異を計算する
月間収入と月間支出をそれぞれ合算した後は、収入総額から支出総額を引き、差異を計算する。正の数であれば、支出が収入より少ないことを意味し、負の数であれば、支出が収入を上回っていることになる。これは、収入に応じた生活を始めるには支出の削減が必要なことを意味している。

予算作成の次のステップは、時間をかけて予算の記録をつけ、予算に沿っているかどうかを確認しよう。うまく予算を守ることができない場合、計画の柔軟性が不足している可能性がある。あなたに合ったバランスを見つけるには、何度か予算を見直す必要がある場合もある。